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日本 vs オーストラリア [サッカー日本代表]

2/11 日本 vs オーストラリア 横浜国際総合競技場 65571人
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/jpn_20090211_01.htm

代表の試合としては久々の満員。祭日でグループ最強の敵というより、やはりドイツW杯で対戦したオーストラリアということで、大入りとなった。チケットに関してすっかり油断していたので、なんとかヤフオクで入手し、カテ2(バック側2階席)で観戦だ。

試合前から、久々の緊張感というかテンションが高さを感じつつ、試合に集中。印象に残ったのは、チャンスが非常に少ないことだった。日本は、ボールを持っている時間が長く、ゴールへ近づくか、全くゴールの「匂い」がしない。どうやったらゴールをこじ開けられるか・・・・と、見ているこっちが考えてしまうような、オーストラリアの壁の厚さだった。

ハイボールでは、長身のDFに弾かれ、少しでもゴールに近いとキーパーの長い手が伸びてくる。ファンブルする雰囲気が感じられない。あとは、グラウンダーで行くしかないが、ゴール前をほぼ全員で固める状態では、行く手を阻まれる。可能性ありそうだなと思ったのはセットプレーより、速攻でサイド攻撃からセンタリングで、運良くこぼれ球を狙うしかなさそうだった。

そんな中、遠藤のミドルはキーパー真正面だが、いいシュートだった。で、この試合、唯一キーパーの体勢を崩せたと思えた長谷部のシュートは、角度的にはいけた感じだったが、大久保に当たってしまう・・・・・・。運がよければ、たまたま当たってゴールもあるのだが、残念ながら別の角度へ。

結果は引き分けだったが、チャンスがほとんどないW杯本選のようなこの試合、現在の日本代表としては、ほぼベストを尽くせたと思う。恐らくは、ちょっと選手を代えたり監督を代えても、日本が楽勝で勝てるようなイメージができない。

意外だったのは、私が観戦したことを知って話しかけてくる多くの人たちが、批判的なことだった。確かに帰宅して、チラッと見たBS朝日の再放送は、日本がゴールに近づくと、さもすごいチャンスのごとく騒いでいるのだが、現地で見た感じでは、チャンスはほとんどなかったのだ。そういう意味で、選手達の試合後のボジティブなコメントは納得できるし、あとは少ないチャンスをいかに決めるか、精度を上げていくしかないように思えるのだ(少なくとも短期的には)。

長期的には、W杯本選を見たときに感じたことを、また、思い出してしまう。フィジカルに関しては、他のスポーツに流れている優れたフィジカルの持ち主をどうやってサッカーに引き込めるかが重要だろう。あと、オシム-岡田と続く組織的なサッカーをドイツW杯でやっていたらどうだったのだろうかと、またしても思ってしまう。自由にやっていたからあの成績だったのか、それとも組織的戦術的ならもっといけたのだろうかと。

W杯本選のグループリーグを突破するには、シード国以外のいわゆる欧州中堅国やアフリカに勝たなくてはならない。中堅国といったら、これまで対戦したロシアやベルギー、クロアチア、他にスウェーデン、スイス、あととても中堅国とは思えないがオランダやチェコもシード国ではないだろう。オーストラリアがアジア連盟に移ってきたときはいやだったが、これまでのアジアにはない欧州中堅国の雰囲気をもつこのチームと対戦できるのは、日本にとってはプラスなのだろうと思うのだった。
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